シェルヘンの英雄・田園(ウェストミンスター/DGG盤)
2007年 06月 01日
ルガノ響を振ったベートーヴェンの交響曲全集は評価が高いが、こちらはウィーン国立歌劇場管弦楽団のほうである。それほどの完成度はなく、せかせかと速い。と言っても、爆走指揮者シェルヘンの面目躍如、田園なんかわずか36分しかない。この爆走はピリオド的な演奏になり、バッハなんかには合うのだが、ベートーヴェンはイマイチである。B級演奏だが、面白いと言えば面白い。後年のルガノ響のライブの萌芽は感じる。それに、両方とも58年のステレオ録音なのである。
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by yoshisugimoto
| 2007-06-01 07:08
| クラシック音楽CD
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