パイヤールの『四季』
2023年 05月 30日
当方がクラシック音楽を聴き始めたのはちょうど半世紀前。当時『四季』といえば、イ・ムジチ盤かカラヤン盤か、さもなければコレであった。今更『四季』を買ってどうするんだ、という思いもあったが、当時が懐かしくもあり、1円の激安盤なので思い切って入手した。
パイヤールは『四季』を3回録音しているが、これは最初の録音で、エラートとコロンビアの共同制作ということだ。1971年度レコード・アカデミー賞受賞盤でもある。演奏といい録音といい半世紀前の味がある。こんなことを書く当方は老人に違いない(笑)
なお『四季』は耳タコの「春」から聴くのは今となってはしんどい。「夏」から聴けば思わぬ新鮮感もある。それでPCオーディオでは「夏」からはじまるよう設定してある。四季なのだから、別にどの季節から聴いてもいいと思う。
【収録情報】
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』作品8-1/4
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
パイヤール室内管弦楽団
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
録音時期:1970年3月
録音場所:パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
録音方式:ステレオ(セッション)
1971年度レコード・アカデミー賞
by yoshisugimoto
| 2023-05-30 19:26
| クラシック音楽CD
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