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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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宇野功芳の第九

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宇野先生の第九。小澤さんをけなしてナンボ、という風潮をつくったのはこの人だが、因果応報か、アマゾンのレビューでは罵倒の嵐である。しかし、そんなにひどい演奏ではない。結構楽しめる演奏である。何かやらかしているのだが、それはそれで面白い。お亡くなりになってから、アマゾンの中古盤は値上がりしている。珍盤・希少盤にならないうちの今が買いかもしれない。

・・・とここまで書いてふと思った。やっぱり、聴き手が何かやらかしているのを楽しむような演奏は二流だ。作為なく作曲者に近づく、その気迫に触れる演奏のほうが次元が高いと思う。

クラシックはジャズとは違って楽譜があり、自分の個性を主張する音楽ではない。確かに単に楽譜の通りに演奏するだけ、ではつまらない。それではコンピューターと変わらない。だからと行って恣意的に表情をつけた演奏がいいということにはならない。クラシックの場合、楽譜に忠実に気合いや気迫で演奏する。結果として、指揮者特有の表情がつく、これがいいのである。言い換えれば、クラシックの名演奏とは気合いや気迫が感じられる演奏で、それなしに表情づけをしても不愉快なものなのだ。

ベートーヴェン:交響曲第9番
宇野功芳 (アーティスト, 指揮),‎ TCF合唱団 (アーティスト),‎ 森美智子 (アーティスト),‎ 安孫子奈穂美 (アーティスト),‎ 佐藤一昭 (アーティスト),‎ & 3 その他

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by yoshisugimoto | 2017-12-24 20:38 | クラシック音楽CD | Comments(0)