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by yoshisugimoto
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小澤征爾のベートーヴェン・チクルス

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小澤征爾のベートーヴェン・チクルス。この巨匠は宇野功芳にけなされまくって、日本では割を食っている。オザワの録音はけなしてナンボの風潮が出来上がってしまい、わけのわからん手合いがぼろくそのレビューを書いているが、目に余る。

宇野功芳が良しとするのは、恣意的にして雄弁極まりない演奏だ。自分で指揮もするが、恣意的に過ぎる奇怪な演奏が多い。それが芸術だという。一種のポジショントークである。これは朝比奈さんとは相性がいいが、小澤さんとは相性が悪い。

この音源は、しばらく手にとることはなかったが、改めて聴いてみた。宇野功芳が「スーパードライ」とけなした録音。スーパードライで何が悪いのか。それもひとつの味わいである。すべてにおいてニュートラル、気合もほどほどでサイトウキネンo.の良さを目いっぱい引き出すのが、この巨匠のやり方。自分の音楽が一切ぶれないところもこの人の素晴らしいところだと思う。
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Commented by 杉ちゃん at 2017-09-05 15:46 x
マエストロ小沢は、日本では評判がイマイチなのは事実です。デビュー当初から
NHK交響楽団員の総スカン事件など、日本人でありながら日本人の感性とは相容れなかった
性格が小沢批判につながったように思います。
Commented by yoshisugimoto at 2017-09-05 23:48
指揮者で文化勲章は朝比奈さんと小澤さんだけ。昔は生意気な若造だったようですが、今は日本を代表する巨匠だと思います。
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by yoshisugimoto | 2017-08-28 19:30 | クラシック音楽CD | Comments(2)