クラウスのモーツァルト ピアノ協奏曲全集
2017年 08月 20日
この録音は昔からオケが下手で、録音も薄手とされ、あまり注目されて来なかった。クラウス好きで知られる宇野功芳もほとんどスルー。そんなにダメな録音なのか。手に入れた廉価盤は確かに新しい内田光子の録音を凌駕するような完成度を感じない。しかし、クラウスは奔放に弾いていて悪くない。この音源はリマスターしても知れている感じがする。かえってオケがきつくなるかもしれない。リマスター前の廉価盤で十分と思う。
クラウスなら20番以降の後期の作品をいろいろ聴いてみたい気はするが、バラ売りではあと23番と26番しか手に入らない。残念ながら持ち時間は有限だし、手持ちの他のピアニストも聴きたい。クラウスはこれくらいにしておこう。
演奏: クラウス(リリー), ウィーン音楽祭管弦楽団
指揮: サイモン(ステファン)
作曲: モーツァルト
1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
2. ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
by yoshisugimoto
| 2017-08-20 13:19
| クラシック音楽CD
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