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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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ツィゴイネルワイゼン~ハイフェッツ

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ある方が書いておられたが、ハイフェッツの演奏は「つかみかかるような戦闘的気迫、緊張の糸の張り詰めたような強靭な歌いまわし」なのだそうだ。うまい表現で激しく同意。うちの娘はヴァイオリン教師をしており、課題曲が出るとCDを借りにくるが、まず絶対に手に取らないのがハイフェッツである。ハイフェッツの演奏にスタンダードな名演はない。懐かしさややさしさといったものも皆無といっていい。このCDは懐かしいジャケで久々に聴いたが、昔も今も圧倒的なヴィルトゥオーゾなのだ。

なお、ハイフェッツの録音は再生も手ごわい。下手な装置で鳴らすとノコギリの目立てになる。ハイフェッツがしたたるように鳴って、かつジャズのシンバルも心地よく抜けるなら、そのバランスは正解である。

【収録情報】
1. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン op.20
2. サン=サーンス:ハバネラ op.83
3. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ op.28
4. ショーソン:詩曲 op.25
5. ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 op.40
6. ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 op.50
7. ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
8. ワックスマン:『カルメン』幻想曲

 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 ウィリアム・スタインバーグ指揮、RCAビクター交響楽団(1-3,5,6)
 アイズラー・ソロモン指揮、RCAビクター交響楽団(4)
 アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮、ロサンジェルス・フィル(7)
 ドナルド・ヴーアヒース指揮、RCAビクター交響楽団(8)

 録音:
 1951年6月15日(5,6)、16日(1)、18日(2)、19日(3)、1953年12月9日(7)、
 ハリウッド、リパブリック・スタジオ・サウンド・ステージ9
 1952年12月2日、ハリウッド、ユナイテッド・アーティスト・スタジオ(4)
 1946年11月8日、ニューヨーク、ロータス・クラブ(8)
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by yoshisugimoto | 2017-06-29 06:52 | クラシック音楽CD | Comments(0)