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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ケルビーニ:レクイエムハ短調 指揮:クラウス・ペーター・フロール

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ルイージ・ケルビーニ(Luigi Cherubini, 1760年9月14日フィレンツェ - 1842年3月15日パリ)はイタリア出身のフランスの作曲家・音楽教師。本名はマリア・ルイージ・カルロ・ゼノビオ・サルヴァトーレ・ケルビーニ(Maria Luigi Carlo Zenobio Salvatore Cherubini)。 ロッシーニのフランス進出後にオペラ界での名声が凋落したため、今日さほど著名ではないものの、同時代の人々には高く評価され、ベートーヴェンはケルビーニを、当時の最もすぐれたオペラ作曲家と見なした。またケルビーニが執筆した対位法の教本は、ショパンやシューマン夫妻も用いたほどであった。
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ルイ16世の処刑を悼んで作曲された『レクイエム ハ短調』(1816年)は、非常に大きな成功をおさめた。この作品はベートーヴェンだけでなく、シューマンやブラームスにも絶賛されている。ハンス・フォン・ビューローはこの作品を「モーツァルトのレクイエムよりも優れている」と評価した。なお、ケルビーニ自身がハイドンやモーツァルトの支持者だった。 1822年にケルビーニはパリ音楽院院長に就任し、1835年に「対位法とフーガの教則本」(Cours de contrepoint et de fugue )を上梓した。(以上Wikipedia)
入手以来、あまり聴かずに放ってあったもの。改めて聴いてみると結構な名作である。「モーツァルトのレクイエムよりも優れている」という人がいても全然おかしくない。この録音はドイツのオケで、東ドイツ風の燻し銀の響きなのだが、これがたまらなくいい。イタリア風のパッションで押す演奏よりも断然いいと思う。

ケルビーニ:レクイエムハ短調
指揮:クラウス・ペーター・フロール(Claus Peter Flor)/ベルリン放送合唱団(Berlin Radio Chorus)作曲:ケルビーニ(Luigi Cherubini)演奏:ベルリン交響楽団(Berlin Symphony Orchestra)
1. レクイエム ハ短調~入祭誦と憐れの賛歌
2. レクイエム ハ短調~昇階誦
3. レクイエム ハ短調~怒りの日
4. レクイエム ハ短調~奉献誦
5. レクイエム ハ短調~聖なるかな
6. レクイエム ハ短調~慈悲深き主イエズス
7. レクイエム ハ短調~神の小羊
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by yoshisugimoto | 2017-04-29 13:11 | クラシック音楽CD | Comments(0)