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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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大容量コイルを使った低音補強

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我が家では、メインスピーカーのSX-V7のほかに、F120Aの密閉、FE103Enの標準バスレフも繋いでおり、随時切り替えて楽しんでいる。能率は3組とも88~89dB。FE208SuperのASWは常時出しっぱなしなので、小型フルレンジといえどもローエンドまで伸びているが、低音の厚み、量感は20cmウーファーのメインスピーカーのようにはいかない。いかに低音が伸びていようとも鳴りに限界はある。スペース的に限界なので、スピーカーを買い替えたり、買い足したりはしたくない。

考えてみると、F120AとFE103Enはそれぞれ一方が鳴っているときは他方は休んでおり、これはもったいない。そこで、スピーカー・セレクターのB・Cポジションに両者をつないでいるが、B-C間を大容量コイル(10mH)でジャンパーする。こうすれば、BポジションではCがBのサブウーファーとして働き、CポジションではBがCのサブウーファーとして働く。こんなことを思いついた。

入手した空芯コイルはこれ。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01MCXTZPK/
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直径85ミリほど。これぐらいの大容量になると、コア入りのほうが音はいいかもしれない。コイズミ無線扱いのJantzen Audioはコア入りだ。これは実際に聴いてみないと何とも言えない。とにかく、10mHの空芯コイルといった特殊なパーツがアマゾンのワン・クリックで買えるのは感動ものである。扱いは大山さんの音工房Z。少々高いが今回はコレだ。

結果、BもCもこれまで聴いたことのない音に変身!とにかく「鳴り」が良くなった。サブウーファーの効果で、低音が量的にダブルバスレフやバックロードホーンといった方式に等価となったわけだ。質的にはダブル・バスレフやバックロードホーンよりはむしろ素直な感じである。Lが入るが、フルレンジ本体はスルーで、低音を付加することになる。

スピーカーは電気信号の低音に関してある程度の変換効率が必要、というのを今回痛感した。ある程度の変換効率がないと、俗に言う「鳴りがいい」音にはならない。コイルだけで、ここまでレベルアップすれば安いものだ。今回の企てはまずまず大成功と言っていいだろう。

しかし、こんなことをして喜んでいる輩は世界広しと言えどそうはいないに違いない。
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Commented by あべ まこと at 2017-04-07 13:00 x
こんにちは、お初にお目にかかります。新潟の阿部と申します。いつも興味深くブログを拝見させていただいております。私も、オーディオとクラシック・ジャズ・ボサノヴァが好きで長年いろいろ聴いております。現在スピーカーに、ダリの「LEー8T」使っていますが高音は綺麗に出ますが、低音がそれに見合った量が出てこないので色々試していますが、昨日先生の為されたコイルでの低音増強と言う事に興味が湧きまして、どの様にして接続されたのか容易に出来るのでしたら、私のスピーカーなどでもできるのかお聞かせいただきたく(メールで申し訳ありませんが)、メールさせていただきました。お時間のある時で結構ですから宜しくご教示願いたいと思います。突然申し訳ありません宜しくお願い致します。
Commented by yoshisugimoto at 2017-04-07 18:31
> あべ まことさん
コメントありがとうございます。8オームのスピーカーに10mHのコイルを直列に挿入して鳴らすと、200Hz以下が主として再生され、簡易的なサブウーファーとして働きます。これを並列で追加するだけのことです。追加するスピーカーはフルレンジがいいです。一般的な2ウェイはすでにネットワークにコイルが入っており、コイルを二重に通過することになるからです。手元にフルレンジスピーカーがあるなら自己責任で試されても面白いかもしれませんが、一般的には市販のサブウーファー(フォステクスなど)をお勧めします。レベルやクロスの調整が自由にできるからです。
Commented by あべ まこと at 2017-04-08 00:04 x
 早速のご返答ありがとうございました。私の勘違いというか、勝手な解釈でスピーカーシステムの端子が、バイワイヤリング方式にできる高音用と低音用の端子があるので、低音用の端子のプラスの端子とスピーカーコードの間に「空芯コイル」を挿入すればできるのかななどと考えてしまったのでした。それでは無理なわけですね。サブウーハーがやはり必要になるのですね。素人が単純に考えてしまいました、失礼しました。
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by yoshisugimoto | 2017-04-06 07:38 | オーディオ | Comments(3)