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by yoshisugimoto
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ドヴォルザーク:スターバト・マーテル

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『スターバト・マーテル』とは、十字架にかけられたイエスの足元で聖母マリアが我が子の死を嘆く様を描いた聖歌のことで、古来多くの作曲家が作品を書いている。ドヴォルザークの作品はクラシック音楽を40年以上聴いている私でさえ、あるのを知っている程度の曲だったのだが、ふとしたことで音源を入手した。廉価盤2枚組が送料込み500円ほどだった。

聴いてみてわかったのはおそらくドヴォルザーク一番の大作ではないかということ。交響曲より上位にくるのは間違いない。子どもを3人立て続けに亡くしたころの作品だそうで、さもありなんと思わせる。このスメターチェック盤は、1962年の録音だが、DGのやや暗めの音が曲想とマッチして燻し銀の響き。国内盤は出ておらず、輸入盤も廃盤のようだから貴重な音源だ。

とにかく一回聴いたぐらいでは味わいつくせない深い作品である。こういう作品が今まで未聴だったのだから、クラシック音楽の世界は広大無辺だ。ドヴォルザークはほかにレクイエムも書いており、これもCD2枚に渡る大作なのだが、今はスターバト・マーテルで手一杯、すぐには手は出せない。

次の10曲からなる。

1.Stabat mater dolorosa  (四重唱と合唱)
2.Quis est homo, qui non fleret  (四重唱)
3.Eja, Mater, fons amoris  (合唱)
4.Fac, ut ardeat cor meum  (バス独唱と合唱)
5.Tui nati vulnerati  (合唱)
6.Fac me vere tecum flere  (テノール独唱と合唱)
7.Virgo virginum praeclara  (合唱)
8.Fac, ut portem Christi mortem  (ソプラノ・テノール二重唱)
9.Inflammatus et accensus  (アルト独唱)
10.Quando corpus morietur  (四重唱と合唱)

ヴァーツラフ・スメターチェク指揮チェコ・フィル、チェコ合唱団
Stefania Woytowicz, Vera Soukupova, Ivo Zidec, Kim Borg
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by yoshisugimoto | 2017-02-21 06:07 | クラシック音楽CD | Comments(0)