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by yoshisugimoto
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フリッチャイの英雄

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EMI。1961年2月5日、SFB Sendesaalでのライヴ録音。

GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURYシリーズ輸入盤に同日演奏の「レオノーレ第3番」とともに収録されている。最近エロイカの演奏で最も注目しているのがこれだ。テンポはフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ以上に遅い。おそらくこの曲のもっとも遅い演奏と言えるのではなかろうか。演奏時間は軽く50分を超え、1時間に迫る。ベートーヴェンの交響曲をブルックナーやマーラー並みの大曲にしてしてしまった演奏と言ってもいい。だからといって弛緩しているような感じは全くない。私の最も好きなタイプの演奏。晩年のフリッチャイを代表する名盤と言って良いだろう。

録音はモノラルだが、良好。居並ぶ名盤のなかにあって、これこそエロイカの決定版という気がする。抱き合わせの音源も珍しい放送録音ばかりで楽しめる。このシリーズとしても白眉といっていいだろう。

CD1 (79.32)
デュカス:魔法使いの弟子/ベルリンRIAS交響楽団 (10分32秒) (ライヴ録音:ベルリン自由放送大ホール 14/11/61) (P2002 ベルリン自由放送)
コダーイ:ガランタ舞曲/ウィーン・フィル (17分38秒) (ライヴ録音:ザルツブルク音楽祭 8/61) (P1997 ORF/VPO/ザルツブルク音楽祭) *
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番/ベルリンRIAS交響楽団 (21分50秒) (ライヴ録音:ベルリン・イエス・キリスト教会 30/4 & 3/5/54) (P2002 ドイツ・ラジオ)
ヒンデミット:ヴェーバーの主題によるメタモルフォーゼン/ベルリンRIAS交響楽団 (19分03秒) (ライヴ録音:ベルリン・イエス・キリスト教会 3-4/6/52) (P2002 ドイツ・ラジオ)
J.シュトラウス:芸術家の生活/ベルリンRIAS交響楽団 (9分48秒) (ライヴ録音:ベルリン・イエス・キリスト教会 6/6/50) (P2002 ドイツ・ラジオ)

CD2 (77.29秒)
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番/ベルリンRIAS交響楽団 (16分13秒) (ライヴ録音:ベルリン自由放送大ホール 5/2/61) (P2002 ベルリン自由放送)
ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》/ベルリンRIAS交響楽団 (56分33秒) (ライヴ録音:ベルリン自由放送大ホール 5/2/61) (P2002 ベルリン自由放送)
モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ序曲/ベルリンRIAS交響楽団 (4分22) (ライヴ録音:ベルリン・イエス・キリスト教会 18/1/51) (P2002 ドイツ・ラジオ)
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by yoshisugimoto | 2017-02-06 07:27 | クラシック音楽CD | Comments(0)