ブログトップ

録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
プロフィールを見る

シェルヘンのマラ6

b0109511_62429.jpg
世間にマーラー好きはいるものだ。私はそれほどでもない。どちらかというと音楽に人生賛歌を聴いていたいのが私の趣味である。それからすると、1~4番はまともなのだが、5~7番は躁鬱的、8番は躁的、そして「大地の歌」以降は鬱の音楽となる。

それでも長年聴いていると音源は手元に増えてきて、それほどファンでもないのだが、どの曲のどの楽章も聴き覚えがあるようになった。これはCD時代になって1曲が1枚に収まるようになったのが大きい。どうしても2枚になるのは3番くらいか。3番以外でも、テンポの遅い演奏は2枚組になる。当然1枚ものがいい。必然的にテンポの速い演奏を好むようになる。それでなくてもマーラーはこってりやられてはかなわない。淡白な演奏のほうがいい。

LP時代はマーラーは大半の曲が2枚4面に切ってあった。鑑賞に煩雑なことこの上ない。加えて、見開きジャケットには黒田恭一氏などの評論家の駄文が延々載っていたものである。マーラーは講釈たれるほど遠く離れていく。とにかくCDで、まずは聴き流す、これがマーラーと付き合う秘訣だ。

さて、このCDはシェルヘンが1960年にライプツィヒ放送響に客演したライブ録音を集めたもの。ライプツィヒ放送響といえば、アーベントロートがいたオケである。最近は聞かない。マラ6であるが、テンポは快速、出だしから「お、いいじゃないか」と思う。この曲はシェルヘンの爆演が合う(笑)3楽章にカットがあるとかで、全曲は50分台、聴きやすくて、いよいよ気に入った、と言いたい。

録音も良好だ。モノラルだがステレオに迫る音質。この演奏はメモリーズならより安価で手に入るが、こちらは手持ちの音源と多くがダブる。やや割高感もあるのだが、2000円台で入手できたこのセットのほうがいい。
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by yoshisugimoto | 2016-11-09 06:45 | クラシック音楽CD | Comments(0)