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by yoshisugimoto
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アンセルメの第九

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アンセルメの第九は昔から駄盤扱いされている。存在は知っていたのだが、今まで手を出せずに来てしまった。しかし、先ごろ入手したブラームスの交響曲全集は思いのほか素晴らしく、ついに入手した次第。

フルトヴェングラーの思い入れたっぷりの重厚な第九の対極にあることは間違いない。「宇宙人の演奏するような第九」という評もあった。そこまでは言いすぎだが、思い入れなく、明るく、軽い。ラテンの第九だ。では悪いのか、と言えばそんなことはない。「思い入れたっぷりの重厚な第九」など、もはや食傷気味なので、これはこれでいいと思う。

ただクレンペラーの第九ライブ(テスタメント)なんかとくらべると、やはり恰幅は劣るのは事実だ。1959年録音で、ブラームスよりも4年ほど早く、録音も劣る。第一チョイスには難しいが、第九が何枚もある人は1枚ぐらい持っていてもいいと思う。

なお、第九本体が快速なため、このCDは珍しく余白にエグモント序曲が入っている。これはありがたい。楽しめる。

ベートーヴェン:交響曲第9番
演奏: スイス・ロマンド管弦楽団
指揮: アンセルメ(エルネスト)
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by yoshisugimoto | 2016-10-05 06:33 | クラシック音楽CD | Comments(0)