ブログトップ

録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
プロフィールを見る

フォノイコAT-PEQ20をフィデリックスのACアダプターで駆動

b0109511_20405445.jpg
オーディオ・テクニカのフォノイコAT-PEQ20は12Vを出力できるモバイル電源で駆動を始めたのは2年前。確かに付属のACアダプターよりはずっといい。

しかし、モバイルバッテリーにはDC-DCコンバーターという昇圧回路が入っており、音質的には問題あるとのことである。それに公称4000mAhのモバイルバッテリーで6時間くらいしか持たない。フォノイコでも、筐体は結構熱くなるし、意外に電力を食うのが実感だ。バッテリーのOFFを忘れると、バッテリーが完全にあがってしまうので、使い勝手もよくない。

ネットで調べていると、フィデリックスが12VのACアダプターを出しているのを見つけた。@14200円とお手ごろ。某サイトの記事では乾電池の95%の音質とのことである。もちろんソーラーにも負けるに違いないが、雨の日や夜間も使える安定性はいい。それにフィデリックス製だとオクで転売もしやすいと思う。そこで2基購入した。左が5VでDSPチューナー用、右が12Vでテクニカのイコライザー用である。ACアダプターといってもかなり大きめで、奥行き13cmもある。

音質的には従来のモバイルバッテリーを上回る。しかし、圧倒的というほどでもなく、僅差である。現時点でAT-PEQ20はマッキントッシュMA7000のイコライザーのレベルには十分到達していると思う。バッテリーが切れる心配から解放されたので、精神衛生上よろしい。とにかくLPをかけるのは何かと手間だ。その手間に加えて、バッテリーの切り忘れに神経を使う必要があるとすれば、LPを聴くこと自体が億劫になってしまう。

普及帯価格のLPプレーヤー、MMカートリッジ、イコライザーを使用している当方は、決して究極のサウンドを目指しているわけではない。したがって、イコライザー電源もこのあたりがバランスがいいと思う。モノとしてのデザインや使いやすさも私ににとっては大切なポイントだが、なかなかしっくり来る。

フィデリックスのACアダプターは電源コード・出力コードとも直出しで驚くほどチープである。中川社長に訊いてみたところ、音質を左右するもっと大きな要素はいくらでもありますよ、実際上問題なし、という回答だった。
b0109511_20432866.jpg
なお、以前の私はモバイルバッテリーにDC-DCコンバーターが使われているという知識がなかった。リチウム電池の出力は3.7V。したがって、モバイルバッテリーの出力が5Vであろうと12Vであろうと、例外なくDC-DCコンバーターを介していることになる。

それでも付属のACアダプターよりはマシだよ、と書いたら通りすがりのブログ読者からアホバカ呼ばわりされたことがある。読むに堪えないコメントは全て削除したが、オーディオマニアにはたまに病的な人がいる。当方はモバイルバッテリーにDC-DCコンバーターが使われているという知識のみありがたく学習させていただいた。

なお、5VのほうはFPGAのDSPチューナーで使っているが、こちらもこれだけ鳴れば十分、という音である。
[PR]
by yoshisugimoto | 2016-08-20 20:43 | オーディオ | Comments(0)