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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

マッケラスのコジファントゥッテ(ハイライト)

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テラークは優秀録音で有名になったレーベルだが、EMIの古い録音(モノラルやステレオ初期)とどちらが好きか、と言われると本音は後者だ(笑)。個人的には、基本的に最新録音よりもヴィンテージ録音を好むのである。

意外に注目されていないが、英国の巨匠マッケラスはテラーク・レーベルに結構大量の録音がある。有名なのはブラームスの交響曲全集だが、モーツァルトの4大オペラの録音もある。

しかし、モーツァルトオペラは基本CD3枚、魔笛でも2枚と、聴くのがたいへんだ。このCDは魔笛とコジファントゥッテのハイライト盤の2枚組で送込み550円だった。中古ではなく新品である。激安だし、買うしかない。

演奏はどちらもペリオド風で、切れ込み鋭く、オケの音も薄めである。こういった音源の再生はCDでは難しい。よほど生に近い音が出ないと、聴いていても楽しくない。我が家では一応及第点だが、個人的には低音の厚みのある編成の大きなオケでゆったりした演奏が好みである。それでも優秀録音であることには間違いない。

魔笛/コジファントゥッテ(ハイライト)
スコットランド室内管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス指揮
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by yoshisugimoto | 2015-02-27 07:19 | クラシック音楽CD | Comments(0)