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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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石井式とわが6畳

部屋のプロポーションを決める寸法比は、1:0.845:0.725で、部屋の再長辺を「1」として表わしています。これは日本の6畳間に比較的近い寸法比で実際に計測を行なうと6畳間は非常に良好な伝送特性が得られることが判明しました。もちろん6畳間を超える大きな部屋になると寸法比にあわせ天井も高くする必要があります。もし、その天井高が確保できない場合は、スピーカー配置にある程度の制約がありますが、その部屋ごとに伝送特性の良い場所を探すと言うことになります。音楽再生のスケール感まで考慮するなら、この寸法比を実現しさらに可能な限りエアボリュウムを大きくすることが理想的となります。(低域伝送特性を考慮した最新設計による石井式の現状より引用)

そこでネットで標準的な6畳のサイズを調べてみた。
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6畳間だと標準サイズは、

江戸間・・・261X352cm
中京間・・・273X364cm
本 間・・・286X382cm

なのだそうだ。中京間の1畳が市販のサブロク合板1枚分である。中京間【ちゅう‐きょうま】は住宅建築で、畳の大きさを幅3尺・長さ6尺と決めた造り方で、京間(きょうま)・田舎間(いなかま)に対して、主に名古屋地方で行われる。中間(ちゅうま)とも呼ばれる。

天井高を240cmとして中京間で比率を計算すると、1:0.75:0.66となる。1:0.845:0.725からは思いのほかずれているように感じるが・・・。だとしたらポイントは天井高だろう。要は、広い部屋で比率を確保するためには、天井を高くする必要があり、そのためには特別のリスニングルームの設計が必要になるということ。貧者の6畳は怪我の功名で、はじめから天井高が十分ある、ということになる。

私の6畳は実測240cm×390cmで高さも240cmだった。江戸間よりは若干広い。間口は狭いがその分?奥行きがあるということ。1:0.61:0.61である。1:0.845:0.725とかなり違う。がっがりである(笑)。天井高は相対的に十分確保できているという見方もできる。案外悪くないのかもしれない。スピーカーとリスニング・ポジションとの間隔は3m確保できている。当然長辺使いだが、短辺使いは苦しいに違いない。またバッフル幅の広いスピーカーは当然相性が悪そうだ。

室内音響の補正はアキュフェーズのヴォイシング・イコライザーが有名だが、ちょっと高価すぎて付き合いきれない。たかが6畳である。以前使っていたマッキントッシュのプリメインアンプには5バンドイコライザーがついていたが、これくらいが便利である。基本トーンコントロールがあれば何とかなる。できればターンオーバー周波数が選べるものが望ましい。
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石井式の要諦は室内特性全体として左肩上がり、なだらかに右肩下がりにして、ピークやディップを取ることだ。しかし、簡易的には適度にローブスト特性であればそれでいい。ピークやディップは必ずあるはずだが、気にならなければいいのである。

私は中村製作所のアイソレーション電源トランスを使っているが、これの1次側と2次側ともにラバロンというキャブタイヤケーブルを使うと、なぜか聴感上のローブスト特性が実現するということをたまたま発見した。またカナレの5C2Vの同軸ケーブルをデジタルケーブルに使用すると、これまた聴感上のローブースト特性になることもたまたま発見した。今は両方の相乗効果で、トーンコントロール補正が不要である。

個人的意見であるが、ケーブルだけで補正できるなら、トーンコントロールは使わないほうが、音は素直だ。以前市販品の高価な?ケーブルを使ってトーンコントロールで補正していたころはあまり良くなかった。

装置はF特が大切だが、F特だけでもだめだ。グラフィック・イコライザーをいくら弄っても、装置の過渡特性が良くなるわけではない。F特は全体として左肩上がりなら、あとはあまり細かいことにこだわらないに限る。こだわりたい人はアキュフェーズのヴォイシング・イコライザーを買うことになると思う。下はアキュフェーズの“ヴォイシング・イコライザー”第4世代モデルDG-58。価格は840,000円(税込)。
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by yoshisugimoto | 2015-01-12 10:37 | オーディオ | Comments(0)