ブログトップ

録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
プロフィールを見る

セロニアス・モンクを弾く 八木正生

b0109511_12171014.jpg
日本人のジャズの受容能力は本当に凄いと思う。日劇にJATPが来たのは1953年だ。すなわち、欲しがりません勝つまでは、と言っていた8年後だが、ライブ録音を聴くと、あの盛り上がりは信じられない。モカンボセッションが1956年だが、あの時点で守安祥太郎のプレイは一級だ。このCDはそれから4年後の1960年の録音。渡辺貞夫や原田政長なんかも参加している。

八木正生はネスカフェ・ゴールドブレンドのCMソングで知られるアレンジャーだが、ジャズピアニストでもある。残念ながら1991年に亡くなっておられる。その八木さんが入れたモンクの曲集だ。ひと言でいって、モンクを正確にコピーしており、ピアニストは自分の音楽をやっていない。今ではこんな企画はありえないが、当時の日本の文化事情からすれば、こういう企画が成り立ったわけだ。

日本のジャズの黎明期にはモカンボ・セッションを含め、かずかずの名録音があるが、これもその1枚に含めていいだろう。以前はレギュラー盤でしか手に入らなかったが、今は廉価盤で手に入る。当時の日本の録音技術をうかがい知るうえでも貴重な記録だ。

セロニアス・モンクを弾く
八木正生
曲目リスト
1. RHYTHM-A-NING
2. OFF MINOR
3. ROUND MIDNIGHT
4. MISTERIOSO
5. STRAIGHT, NO CHASER
6. BLUE MONK
7. MONK'S MOOD
8. EVIDENCE
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by yoshisugimoto | 2015-01-02 12:32 | ジャズ | Comments(0)