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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ホワッツ・ニュー ビル・エヴァンス&ジェレミー・スタイグ

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年の瀬にまたまた1円CDで名盤ゲット!である。

ジャズのフルートはたいていはサックス奏者の余技だ。エリック・ドルフィーが有名だが、ドルフィーは基本アルトとバスクラの人である。渡辺貞夫もフルートも吹く。コルトレーンだって遺作のエクスプレッションズで1曲だけ吹いている。

フルート専業では、ノリノリジャズのハービー・マンが思い浮かぶ。だか、この人はジャズでは傍流扱いである。メインストリームでフルートが主人公のアルバムというのはあまり思いつかない。

そんななかにあって、例外的なアルバムがこれである。ビル・エヴァンスはジム・ホールとの真剣勝負のアンダーカレントというのがあった。そのフルート版で、ベースとドラムスの入ったもの、と説明すれば感じはわかっていただけるだろうか。

アンダーカレントに勝るとも劣らないインタープレイが楽しめる名盤である。曲目も知ったスタンダードばかりで大変に聴きやすい。

アマゾンの中古CD漁りは、こういう掘り出し物があるからやめられない!フィッシングみたいなものだろうか。

ホワッツ・ニュー
ビル・エヴァンス&ジェレミー・スタイグ
曲目リスト
1. ストレイト・ノー・チェイサー
2. ラヴァー・マン
3. ホワッツ・ニュー
4. 枯葉
5. タイム・アウト・フォー・クリス
6. スパルタカス 愛のテーマ
7. ソー・ホワット
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by yoshisugimoto | 2014-12-31 10:39 | ジャズ | Comments(0)