ニーベルングの指環―マンガ名作オペラ
2014年 07月 16日
クラシック音楽を長年聴いていると、「指環」のストーリーは大体知っているものだ。ただし、細かい部分はあいまい。登場人物が多く、ドイツ神話をアレンジしたもので、情景がイメージしにくい。そんな人にうってつけなのが漫画だ。上下巻を読むのに数十分というところだが、どっこい頭にはしっかり入るし、残る。読破にかかる数十分は非常に濃い時間といえよう。「指環」のCDの鑑賞が楽しくなること請け合いである。
フラグスタートやニルソンが鎧を着けた写真が残っているが、神話の登場人物としてはちょいとおぞましい(失礼!)。漫画のほうがいい。
ニーベルングの指環〈上〉序夜・ラインの黄金、第一夜・ワルキューレ (中公文庫―マンガ名作オペラ)
ニーベルングの指環〈下〉第二夜・ジークフリート、第三夜・神々の黄昏 (中公文庫―マンガ名作オペラ)
里中 満智子
by yoshisugimoto
| 2014-07-16 21:43
| クラシック音楽CD
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