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by yoshisugimoto
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嶋護の一枚―The BEST Sounding CD (SS選書)

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ステレオサウンド誌の録音記事の再収録単行本である。昔なら無理して買ったところだが、今では図書館で借りられる。CDで個室が占有されているので、本は出来る限り買いたくない。借りられるならなおさらだ。

『クラシックの名録音』のほうは2年前に読んだが、この人のご贔屓はRCAとマーキュリーだ。影響されてだいぶ買った。RCAはうなずけるが、マーキュリーはそれほどでもないと思う。

『嶋護の一枚』のほうは今回借りて来た。40枚のCDが特集されているが、そのうちの2割、8枚はすでに所有している。別に記事を読んだから買ったわけではない。それからすると結構なカバー率である。

私のCDの買い方はまず激安、格安であることだ。録音がいいから高いCDを買う、ということは以前はやっていたが、今はやらない。どんなCDにもプロデューサーとエンジニアがいて、ベストを尽くした結果がその録音だ。そうわかっていれば、激安、格安のCDでも録音自体に遜色があるわけでは決してない。

ただこうした本を頭に入れておくと、どんなCDが録音がいいか、事前に知っておくことができるので、CDを買う参考にはなる。
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『嶋護の一枚』で取り上げられている録音は、他の録音と比較して突出した優秀録音であるとは感じない。たとえばコレ。いい録音であるに違いないが、ロイ・デュナンの他の録音で優れたものはいろいろある。その意味ではケース・スタディの意味合いで、録音記事を書いていると言えるだろう。

CDはマスタリングが変わったら良くなることもあるが、悪くなることもある、と言う意味のことが書かれていたが、これは同感だ。たとえば本OCJ盤は90年代初めに出たプレスだが、AADなのに最近のプレスと比べて遜色ないばかりか、むしろよいくらいである。

つまるところ、CDは中古で十分であるばかりか、むしろ中古のほうが面白いということになるのだ。このCDも激安で入手したが、CDは激安で古めのプレスがむしろ吉だと思っている。
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by yoshisugimoto | 2014-07-13 17:31 | オーディオ | Comments(0)