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クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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カラヤンとウィーンフィルの録音

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1973年当時、カラヤンとウィーンフィルの録音がまとまってLPで1000円の廉価盤として売り出された。私は中学生だったが、「ツァラトゥストラかく語りき」は買っている。

このシリーズは大半はカルショーのプロデュース、ひと時代を築いた名盤ぞろいだ。「指輪」の録音が進行中だったこともあり、「ツァラトゥストラかく語りき」は「ラインの黄金」に匹敵する音質で録られている。Dレンジもこのころの録音としては特に大きい。

LPで所有しているので、この録音は買いなおさずに来たが、アマゾンで中古が送込み400円しない価格で出ていたので、改めて入手した。余白のティル・サロメ・ドンファンは当時これだけで1枚のLP(未聴)だったと記憶する。このCDにはLP2枚分が収録されていることになる。

カラヤンのウィーン・フィルとの録音はベルリン・フィルとの録音にないよさがある。ウィーン・フィルは基本自分たちの音楽をやるので、指揮者の思い通りにはならない。指揮者がこれをわきまえて、オケの自主性と自分の音楽をうまくコラボさせると、名演・名盤が生まれる。カラヤンはオケの能力を引き出す技術には定評があった人物である。

カラヤンの録音はキューブリックの「2001年宇宙への旅」でも使われ、それが「ツァラトゥストラかく語りき」が大衆に知られるきっかけとなったとのことである。そうした時代背景も知ってこの録音を聴くと味わい深いものがある。

ただ、ジャケットが・・・。LP時代もこの録音のジャケットはパッとしなかった。

演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ボスコフスキー(ウィリー)
指揮: カラヤン(ヘルベルト・フォン)

1. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 序奏
2. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 後の世の人々について
3. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 大いなる憧憬について
4. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 歓喜と情熱について
5. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 埋葬の歌
6. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 科学について
7. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 病より癒え行く者
8. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 舞踏の歌
9. 交響詩≪ツァラトゥストラかく語りき≫ 作品30 夜のさすらい人の歌
10. 交響詩≪ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯≫ 作品28
11. 7つのヴェールの踊り(楽劇≪サロメ≫作品54から)
12. 交響詩≪ドン・ファン≫ 作品20
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by yoshisugimoto | 2014-05-25 09:51 | クラシック音楽CD | Comments(0)