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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ウーファーの口径について

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現在BS243LTDという14cmウーファーのSPをサブSPとして使っている。しかし、14cmではどう考えてオケの厚みを再生するのに不十分であると思う。たとえサブウーファーで超低域を補っても、14cmでは再生音がミニチュアなのだ。やはり低音にはある程度の振動面積が必要ということだと思う。

では何cm口径のウーファーなら実用上十分なのだろうか。個人的な結論として、20cmと考えている。長岡さんのネッシーも20cm一発だった。20cmが30cmになり、38cmとなるほど、厚みの再生にはメリットがあるのだが、今度は中域の質の確保が不利になってくる。100~500Hzは低音ではなく、ボーカル帯域の中域なのだ。厚みと中域の質から攻めていったひとつの解が20cmなのだろうと思っている。

とはいえ、20cmで2ウェイはなかなか難しい。14cmと言えば、これは2ウェイでうまくつながることを目指したひとつの解であるといえる。市場では17cmでミッドレンジを使用しないSPが大勢を占めているのだが、その中間を取った解と言えるのではないか。
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by yoshisugimoto | 2014-02-09 16:21 | オーディオ | Comments(0)