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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオのブログ


by yoshisugimoto
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バンデンハルのピンケーブル

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オーディオ雑誌に音響ケーブルの評価がよく掲載されているが、あれはかなり割り引いて読んだほうがいい。テストする人の装置の条件に合えばよく聴こえるという相対的な部分が相当大きいと想像されるからだ。ただし、甘い音・解像度の高い音という傾向は概ね当たっている。

クラシック音楽を聴く立場から大雑把に言うと、直接音主体の狭い部屋には甘い音のケーブルが合い、間接音が多くなる広い部屋には解像度の高いケーブルが合う(もちろん装置にもよる、という条件がつくが、市販のオーディオ機器でそんなにクセの強い音が出ることは考えられない)。

当方は狭い部屋なので、甘い音のケーブルが合う。しかし甘い音のケーブルは多くない。甘い音は店頭効果が良くないし、ジャズファンなんかは敬遠する。そこで工業用ケーブルを使ったり、SPケーブルをインターコネクト用に流用して自作したりするわけだ。

写真のケーブルはバンデンハルのM.C.D102MK3/1.0mで、ヤフオクで1500円で落札した。バンデンハルは今はエソテリックが扱っており値段は高いが、以前はローコスト・ケーブルの代表だった。タンノイが線材として使っていることは有名である。このケーブルは安かった時代に、切売りで売られていたのではないかと想像する。出回っている中古品のピンプラグがまちまちだからだ。

中古では3000円程度で売られており、「芯の柔らかいクラシック愛好家におすすめしたいサウンド」とある。これはおそらくその通りだと思う。我が家の装置にもたいへんよく合う。一聴、当たりだと感じた。

我が家では高解像度ケーブルは合わない。しかも、高解像度ケーブルは高い。つまり、高いケーブルは良くない、という状況に相成る。そんな私にはどんぴしゃの出物だった。入手できてご機嫌である。
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by yoshisugimoto | 2013-10-24 06:53 | オーディオ | Comments(0)