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by yoshisugimoto
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シェルヘンの1812年

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シェルヘンは量的には、クレンペラーほどではないにせよ、ワルターに匹敵する録音がある。もっとも演奏にクセが多いので、質的には両巨匠と同列というほどではない。

しかし、注目すべきはその録音の音質である。モノラル末期からステレオ初期のウェストミンスター録音はRCAやマーキュリーなんかにも引けをとらない。このCDも70年代の音で十分通るほどだ。明瞭さと厚みを兼ね備えているのである。

シェルヘンのクセもこうした通俗名曲ではプラスに働く。何かやらかしているので面白いのである。崩し方もストコフスキなどとはまた違い、独得のものである。緩急の幅が大きい指揮ぶりと言えるだろうか。たまに暴走してくれるところがスリリングなのだ。1812年は大砲なし合唱なしだが、そのほうがセンスがいい。

アマゾンの中古で送込み450円で入手。

演奏: ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮: シェルヘン(ヘルマン)
作曲: チャイコフスキー, ハチャトゥリャン, ムソルグスキー
CD (1999/3/20)
レーベル: MCAビクター
収録時間: 68 分
1. 祝典序曲「1812年」(チャイコフスキー)
2. 幻想序曲「ロメオとジュリエット」(同)
3. バレエ音楽「ガイーヌ」~剣の舞(ハチャトゥリアン)
4. 同~子守歌(同)
5. 同~バラの娘たちの踊り(同)
6. 同~クルド族の若者たちの踊り(同)
7. 同~レズギンカ(同)
8. 同~クルド族の踊り(同)
9. 交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー)
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by yoshisugimoto | 2013-09-10 20:32 | クラシック音楽CD | Comments(0)