カバレフスキー

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このCDの余白の曲の話・・・


運動会でかかるこの曲はカバレフスキーというソ連の作曲家。積極的に音源を収集しようと思ったことはないが、いつの間にか余白収録で各種協奏曲や組曲『道化師』が手元にある。どの曲も非常に平易で分かりやすい。当局に歓迎されたのもうなずける。
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この人物。

ディミートリイ・カバレーフスキイ(Dmitri Borisovich Kabalevsky)(1904 - 1987) は、ロシアの作曲家・ピアニスト・著述家。子供向けに優れた作品を残した現代の作曲家の一人と看做されている。ソビエト作曲家同盟をモスクワに創設するのに尽力するなど、ソビエト連邦公認の芸術家として、作曲界で権勢をほしいままにした。作品はみな、ソ連のリアリズム路線に忠実で、通俗的である。(以上Wikipediaより)

R・コルサコフ:組曲「金鶏」
フィルハーモニア管弦楽団 (アーティスト, 演奏), & 3 その他
演奏: フィルハーモニア管弦楽団
指揮: クルツ(エフレム)
作曲: リムスキー=コルサコフ, カバレフスキー

曲目リスト
ディスク:1
1. 組曲「金鶏」
2.●カバレフスキー: 組曲「道化師」op.26
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# by yoshisugimoto | 2016-09-26 07:34 | クラシック音楽CD | Comments(0)

ウィントン・ケリー/ウィスパー・ノット

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この録音ではドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンズが遅れてやってきたとかで、8曲のうち半分の4曲がドラムなし。人数そろわなくても始めるというのは、いいかげんとか、のんびりしているとも取れるが、案外いい録音が録れるのかもしれない(笑)

ドラムなしの4曲はギターがリズム楽器を兼ねる古いタイプのピアノトリオとなっている。ケリーはガーランドと違って、トリオよりはホーン入りのカルテット以上のほうが本領発揮するようで、トリオアルバムはむしろ少ない。このアルバムもギターのバレルの聴き所が十分多い。そのほうが結果的にケリーも聴きばえがする。

1958年なのにモノラル録音で、サウンド的にはイマイチ。しかし、メンバーは名手ぞろいで、アルバムとしては高水準である。

Track listing
"Whisper Not" (Benny Golson) - 7:12
"Action" - 7:12
"Dark Eyes" (Traditional) - 5:59
"Strong Man" (Oscar Brown, Jr.) - 5:17
"Ill Wind" (Harold Arlen, Ted Koehler) - 4:25
"Don't Explain" (Billie Holiday, Arthur Herzog Jr.) - 5:36
"You Can't Get Away" - 6:24
"Dark Eyes" [Take 2] (Traditional) - 5:19
Recorded in New York City on January 31, 1958
Personnel
Wynton Kelly - piano
Kenny Burrell - guitar
Paul Chambers - double bass
Philly Joe Jones - drums (1-3, 8)
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# by yoshisugimoto | 2016-09-25 16:10 | ジャズ | Comments(0)

ハチャトリアン交響曲第3番

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ハチャトリアン交響曲第3番は、バンダの15本!のトランペットにオルガンが加わったド派手な究極の交響曲。とにかく大音量なのがこの作曲家の作風なのだが、うるさい・騒がしいことにかけてはこの作品の右に出る曲はあるまい。単一楽章で20分ほどの曲なのだが、もはや狂気を感じる。しかし、立派に芸術だと思う。もともと祝典用だったらしいのだが、この感じは実際に聴かないとつかめないだろう。あらゆる意味でシベ7の対極にある。

この曲はコンドラシン盤(上)が決定盤とされるのだが、60年代の収録でジャケ通りの音(笑)したがって、チェクナヴォリアン(下)の新しい録音も持っていたい。
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ちなみにこの曲の日本初演は吹奏楽編曲版なのだそうだ。高校生の吹奏楽コンクールの映像がある。


クラリネットやマリンバをうまく使った秀逸な編曲と思う。さわりの部分をうまく6分ほどに収めている。コンクールでは「シンフォニー・ポエム」で通っているようだが、吹奏楽版から入門したほうがいいのではないか。原曲はおどろおどろし過ぎるとも言える。
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# by yoshisugimoto | 2016-09-25 07:31 | クラシック音楽CD | Comments(0)

Manteca レッド・ガーランド

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ガーランドには珍しいコンガ・ジャズ。小生、コンガジャズは苦手なほうである。ケニー・ドーハムのアフロ・キューバンとか、アート・ペッパーのムーチョ・カラーとか、どうも敬遠しがちなのだ。ならなぜ入手したかというと、レンタル落ちで激安だったから(笑)いつものトリオにレイ・バレットなるコンガ奏者が加わる。この御仁である。
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マンテカというのはスペイン語のバターという意味なんだそうで、曲名につけた意図は不明だが、ガレスピーのアフロ・キューバンジャズの代表曲とされる。ガーランド・トリオは録音が多いが、大体どれも同じ感じである。この録音はコンガ入りなので、あまり高い点数はつけられない。ただ最終曲の Portrait Of Jenny はLPにはなかった曲で、おまけで入っているのだが、これがコンガなしで聴かせる(笑)

チェンバースのベースはいつ聴いてもいい!

Manteca
レッド・ガーランド レイ・バレット
1. Manteca
2. S'Wonderful
3. Lady Be Good
4. Exactly Like You
5. Mort's Report
6. Portrait Of Jenny
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# by yoshisugimoto | 2016-09-24 13:54 | ジャズ | Comments(0)

ショルティとパリ音楽院管のチャイコフスキー

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ショルティとパリ音楽院管のチャイコフスキー。1956年録音。最初期のステレオ録音。カルショーのプロデュース。

奇妙な取り合わせだが、そこが面白い。ショルティが豪腕でラテン・オーケストラを締め上げている感がある。録音も独特だ。とにかく全ての楽器がオンで録られていて、残響がほとんどない。マルチモノ的な音なのだが、ではイヤかと言われるとそんなことは全くなく、これはこれで楽しめる。グランカッサの一撃もちゃんと聴こえる。

当時は録音機材にも限界があり、録音する側も何とか楽譜の音をすべて聴こえるように工夫したに違いない。当方はいろいろな試行錯誤の跡が感じられる、最初期のステレオ録音がとにかく大好きなのである。

チャイコフスキー:交響曲第2番&第5番
演奏: パリ音楽院管弦楽団
指揮: ショルティ(サー・ゲオルグ)
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# by yoshisugimoto | 2016-09-23 21:02 | クラシック音楽CD | Comments(0)

ヴァント・N響の客演記録

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30年以上前にヴァントがN響に客演したときの記録。N響に客演するのは、一流のオケを率いている巨匠ではなく、二番手や名匠クラスである。だから悪いということはない。たまにとびっきりの名演・凄演が生まれる。とくにN響は指揮者がいいと120パーセントの演奏を実現する、それだけの実力のあるオケである。

このCDはその最たるもので、ヴァントが超巨匠に上り詰める前のもの。気迫あふれる名演が収録されている。選曲もいい。ヴァントで何を聴きたいかと言われるとこの2曲あたりだ。聴衆と一緒に盛り上がって行くので、聴いていても楽しい。もちろん演奏後の聴衆の反応は予想通りである。

N響85周年記念シリーズは2枚組で、そうは言っても高いのだが、このCDは900円ほどで出ていて、即ポチだったが、いい買い物だったと思う。

N響85周年記念シリーズ:シューベルト、ブルックナー/ヴァント
NHK交響楽団
ディスク:1
1. シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 「ザ・グレイト」
ディスク:2
1. ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 (1890年版)
収録:1979年11月9日 NHK ホール [Disc 1]、1983年12月15日 NHK ホール [Disc2]
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# by yoshisugimoto | 2016-09-23 06:27 | クラシック音楽CD | Comments(0)

マゼールのシベリウス全集

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若きマゼールの代表盤。例のウィーン・フィル、カルショー、ソフィエンザールの必勝パターン。のはずなのだが、シベリウスはこんなふうに演奏されるとイメージに合わない。私は細部にこだわって作為なく、肩の力を抜いて演奏したものが好みなのである。やはりシベリウスは精進料理がいい。こんなに強力にオケをドライブされると面食らう。逆に言えば、30代前半の若造がここまでVPOを操るのはスゴイ。そのあたりさすがはマゼールである。肉食系シベリウス。

全集が送料込みで1000円ほどだったから、跳びついたのだが、少々がっかりである。ま、将来聴き直して再発見することもあるかも知れない。

Jean Sibelius Symphonies 1-7 Box set
Vienna Philharmonic Orchestra, Lorin Maazel
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# by yoshisugimoto | 2016-09-21 08:51 | クラシック音楽CD | Comments(0)

バーンスタインのシベ2

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バーンスタインのシベ2。コリンズ盤が40分。この演奏は51分。昔風に言うとC90のカセットでは片面に入らないのである。音楽は前に進んで行かないが、この曲のひとつの解ではあると思う。シベ2は名演が目白押し。駆け抜けるシベ2もいい。具体的にはセルの東京ライブとか、マーキュリーのパレー盤などが該当する。バーンスタインもニューヨーク・フィルを振った旧盤も駆け抜けるほうだ。

シベリウス:交響曲第2番
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: バーンスタイン(レナード)
作曲: シベリウス
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# by yoshisugimoto | 2016-09-17 07:46 | クラシック音楽CD | Comments(0)

バーンスタインのシベ7

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シベリウスの7番は20分くらいの短い単一楽章の交響曲。傑作と思うのだが、実演で聴いても音量も大きくないし、盛り上がらない。どのCDを聴いてもあまり感心しない。この曲はさっと駆け抜けてはダメで、思い切り肥大させて巨大に演奏する必要があると思っている。

それを叶えてくれたのが、晩年のバーンスタインの録音。ウィーン・フィルを駆使してじつに巨大に演奏する。ようやく溜飲を下げた思いである。しかし、これはバーンスタインだから許される表現だ。こういう表現を中堅どころの指揮者がやってたら、「バーンスタインの真似やな」と斬られることだろう。

シベリウス:交響曲第5番&第7番
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: バーンスタイン(レナード)
作曲: シベリウス
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# by yoshisugimoto | 2016-09-16 19:57 | クラシック音楽CD | Comments(0)

バッハ:ミサ曲 ロ短調1969東京ライブ

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バッハ:ミサ曲 ロ短調はリヒターの61年のスタジオ録音が定番とされる。
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1969年の東京でのライブ盤(上)も手に入る。東京文化会館で収録されたとのこと。伝説の演奏会だし、日本公演ということで、是非とも聴いてみたいということで入手した(もちろんお手ごろ価格だったのは言うまでもない)。

古いライブなのに録音は十分。両者に本質的な違いはないが、ライブ盤は独特の高揚感が感じられる。スタジオ盤はバスがF・ディースカウだ。この魅力は抗しがたい。結論としては両方持っていたい。

なお声楽陣はスタジオ盤が、

マリア・シュターダー、ヘルタ・テッパー
エルンスト・ヘフリガー、キート・エンゲン、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

東京ライブ盤は、

ウルズラ・ブッケル、マルガ・ヘフゲン、
エルンスト・ヘフリガー、エルンスト・ゲロルト・シュラム

とのことである。

なお、「マタイ」も東京ライブがあるが、こちらは現在全集の一部のようで、入手はその意味で困難なもようである。
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# by yoshisugimoto | 2016-09-01 07:39 | クラシック音楽CD | Comments(0)

フォノイコAT-PEQ20をフィデリックスのACアダプターで駆動

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オーディオ・テクニカのフォノイコAT-PEQ20は12Vを出力できるモバイル電源で駆動を始めたのは2年前。確かに付属のACアダプターよりはずっといい。

しかし、モバイルバッテリーにはDC-DCコンバーターという昇圧回路が入っており、音質的には問題あるとのことである。それに公称4000mAhのモバイルバッテリーで6時間くらいしか持たない。フォノイコでも、筐体は結構熱くなるし、意外に電力を食うのが実感だ。バッテリーのOFFを忘れると、バッテリーが完全にあがってしまうので、使い勝手もよくない。

ネットで調べていると、フィデリックスが12VのACアダプターを出しているのを見つけた。@14200円とお手ごろ。某サイトの記事では乾電池の95%の音質とのことである。もちろんソーラーにも負けるに違いないが、雨の日や夜間も使える安定性はいい。それにフィデリックス製だとオクで転売もしやすいと思う。そこで2基購入した。左が5VでDSPチューナー用、右が12Vでテクニカのイコライザー用である。ACアダプターといってもかなり大きめで、奥行き13cmもある。

音質的には従来のモバイルバッテリーを上回る。しかし、圧倒的というほどでもなく、僅差である。現時点でAT-PEQ20はマッキントッシュMA7000のイコライザーのレベルには十分到達していると思う。バッテリーが切れる心配から解放されたので、精神衛生上よろしい。とにかくLPをかけるのは何かと手間だ。その手間に加えて、バッテリーの切り忘れに神経を使う必要があるとすれば、LPを聴くこと自体が億劫になってしまう。

普及帯価格のLPプレーヤー、MMカートリッジ、イコライザーを使用している当方は、決して究極のサウンドを目指しているわけではない。したがって、イコライザー電源もこのあたりがバランスがいいと思う。モノとしてのデザインや使いやすさも私ににとっては大切なポイントだが、なかなかしっくり来る。

フィデリックスのACアダプターは電源コード・出力コードとも直出しで驚くほどチープである。中川社長に訊いてみたところ、音質を左右するもっと大きな要素はいくらでもありますよ、実際上問題なし、という回答だった。
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なお、以前の私はモバイルバッテリーにDC-DCコンバーターが使われているという知識がなかった。リチウム電池の出力は3.7V。したがって、モバイルバッテリーの出力が5Vであろうと12Vであろうと、例外なくDC-DCコンバーターを介していることになる。

それでも付属のACアダプターよりはマシだよ、と書いたら通りすがりのブログ読者からアホバカ呼ばわりされたことがある。読むに堪えないコメントは全て削除したが、オーディオマニアにはたまに病的な人がいる。当方はモバイルバッテリーにDC-DCコンバーターが使われているという知識のみありがたく学習させていただいた。

なお、5VのほうはFPGAのDSPチューナーで使っているが、こちらもこれだけ鳴れば十分、という音である。
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# by yoshisugimoto | 2016-08-20 20:43 | オーディオ | Comments(0)

Further Adventures of Jimmy & Wes

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『ダイナミック・デュオ』の続編だが、ビッグバンドは2トラックのみで、あとはギターとオルガンのコンボである。ドラムスとパーカッションが加わる。

晩年のウェスはビッグバンド・アフレコものが多く、イージー・リスニング路線だった。それはそれで悪くないのだが、ヨーロッパ・ツアーのころが最盛期だったようにも感じる。この録音は1966年だがスモール・コンボである。ジミー・スミスとウェス・モンゴメリーの組合せはスモール・コンボでこそ本領を発揮すると思う。静かで叙情的だ。ロード・ソングの原曲(OGD)も聴ける。

ウェス・モンゴメリーのファンとしてはぜひ持っていたいCDだが、現在プレミアがついて高価である。私はヤフオク1000円で入手したが、掘り出し物であった。

Further Adventures of Jimmy & Wes
ジミー・スミス&ウェス・モンゴメリー
1. King Of The Road
2. Maybe September
3. OGD (AKA Road Song)
4. Call Me
5. Milestones
6. Mellow Mood
7. 'Round Midnight
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# by yoshisugimoto | 2016-08-16 17:38 | ジャズ | Comments(0)

Dizzy Gillespie『Dizzy Gillespie At Newport』

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アマゾンのレンタル落ち1円CD。ガレスピーの最高作とされる1枚。Newport Jazz Festival に出演した57年の屋外ライブ。クレジットには Charlie Persip(ds)、Lee Morgan(tp)、Al Grey(tb)、Benny Golson(ts)、Wynton Kelly(p)ら17人の名前が並ぶ。

明るく元気一杯の演奏に加え、Gillespie のふざけたアナウンスに誘われて、バンドも会場も笑ったり叫んだりで大騒ぎ。一聴エンターテイメント音楽かと思うが、I Remember Cliffordのようなしんみりしたバラードもあり、選曲のバランス良し。

屋外のライブなので、音響はデッドだが、ホールで聴衆に音を吸われてデッドというのとはまた違う。青天井の音響空間を感じさせるデッドである。初期ステレオ録音。立体感がなくモノラルみたいだが、屋外録音のせいだろう。

とにかくこんな名盤がアマゾンのレンタル落ち1円CDだった。入手できて超ゴキゲンである。

Dizzy Gillespie / Dizzy Gillespie At Newport
Label: Verve
Release: 1957

Personnel:
Dizzy Gillespie - trumpet
Lee Morgan - trumpet
E. V. Perry - trumpet
Carl Warwick - trumpet
Talib Dawud - trumpet
Melba Liston - trombone
Al Grey - trombone
Chuck Conners - trombone
Jimmy Powell - alto sax
Ernie Henry - alto sax
Billy Mitchell - tenor sax
Benny Golson - tenor sax
Pee Wee Moore - baritone sax
Wynton Kelly - piano (Tr.1-6, 9)
Mary Lou Williams - piano (Tr.7-8)
Paul West - bass
Charles Persip - drums

Recording Date: 1957.07.06 Live at Newport Jazz Festival

Song List:
01. Dizzy's Blues / ディジーのブルース
02. School Days
03. Doodlin'
04. Manteca Theme
05. I Remember Clifford
06. Cool Breeze
Bonus Track
07. Zodiac Suite / ゾディアク組曲(処女宮・天秤宮・白羊宮)
08. Carioca
09. A Night In Tunisia / チュニジアの夜
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# by yoshisugimoto | 2016-08-12 17:17 | ジャズ | Comments(0)

Eliane Elias  “Eliane Elias Sings Jobim” (Somethin'else)

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イリアーヌは写真のようにじつに「いい女」(笑)であるが、小生より1歳年下の1960年生まれ。このアルバムも出てから20年近く経つわけだ。

イリアーヌはピアノは達者だが、ボーカルは低いおばさん声で、華はない。ピアノの余技としては成り立つが、専門のボーカリストとして声だけで勝負するのは無理なように思う。ボサノバだとアストラット・ジルベルトが比較対象になるが、タメは張れそうにない。

その他、亡くなったマイケル・ブレッカーがサックスで参加しているが、例の切れ味鋭い音で、ボサノバにはちょっと合わない感じがする。ゲッツのようなソフトなトーンが必要だ。

ということで、水準的な出来だが、ジャケットはいいし、何と言ってもアマゾンの1円CDだったので、お買い得だった。

Eliane Elias  “Eliane Elias Sings Jobim” (Somethin'else)
Eliane Elias(p), Michael Brecker(ts), Oscar Castro Neves(g), Marc Johnson(b), Paulo Braga(ds).
Rec.
(1)The Girl From Ipanema (2)Samba de Uma Nota So (3)So Danco Samba (4)Ela E Carioca (5)Anos Dourados (6)Desafinado (7)Falando De Amor (8)Samba Do Aviao (9)Felicidade (10)Por Toda A Minha Vida (11)How Insensitive (12)Esquecendo Voce (13)Pois E (14)Amor Em Paz (15)Modinha (16)Caminhos Cruzados (17)The Continental 
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# by yoshisugimoto | 2016-08-05 06:00 | ジャズ | Comments(0)

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第6番/ティボー

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ティボーは20世紀前半に活躍したヴァイオリンの大家で、1953年飛行機事故で亡くなっている。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第6番は現在ではモーツァルトの偽作とされるが、結構な名曲。これをティボーが入れたのが1925年。なんと大正14年なのだ。

以前オーパス蔵盤を入手したが、ノイズだらけでお話にならない音だった。世間ではオーパス蔵の復刻は評価が高いが、あまりいいと思ったことはない。私はCEDARでノイズを取った音のほうを好む。それでEMI盤を買い直した。
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こちらはとても1925年の録音とは思えない。SP録音がVnソロと弦楽オケという構成にうまくマッチしている。Vnも弦楽オケもダイナミクスは大きくなく、音の破綻が少ないので、この年代としては奇跡の録音と言っても過言ではない。ティボーを聴くのに何の不足もない。

とにかく買いなおして良かった。ヴァイオリン・ファンはぜひ入手すべき録音であると思う。
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# by yoshisugimoto | 2016-08-03 06:13 | クラシック音楽CD | Comments(0)

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杉本 良明

1959年兵庫県出身。専門はシステム設計と語学(英語・中国語)。オーケストラが音が大好きで、アマオケのコンサートによく行く。音楽を音として楽しむ傾向があるため、チューニングの音を聴いているだけでも楽しい。オーディオも40年来の趣味。聴くのはオケものが多いが、最近は室内楽にシフトしている。結構ジャズも聴くので、このブログではタイトルとは裏腹にジャズの記事も多い。ウェブサイト

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